明治安田生命Jリーグは後半戦に入り、各ディビジョンで熾烈な競争が繰り広げられている。直近1週間では誰が目覚ましい活躍を披露したのだろうか。フットボールチャンネル編集部では、2021年8月25日から30日にかけて開催されたJ1、J2そしてJ3のリーグ戦を対象にベストプレーヤー5人を選出した(※成績・記録は2021年8月30日時点のもの)。
苦しい時に頼りになるのは…
【写真:Getty Images】
小林悠(川崎フロンターレ/FW 11)
生年月日:1987年9月23日(33歳)
今季リーグ戦成績:22試合出場/10得点3アシスト
今週の成績:アビスパ福岡戦(51分出場/0得点0アシスト)、北海道コンサドーレ札幌戦(84分出場/1得点1アシスト)
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8月に入ってからリーグ戦3試合で1勝2分とやや調子を落としていた川崎フロンターレは、4試合目のアビスパ福岡戦でついに今季初黒星を喫した。2位の横浜F・マリノスとの勝ち点差も1ポイントに縮まり、首位陥落の危機でもあった。そんな難しい状況でチームを救ったのは、ベテランの小林悠だった。
北海道コンサドーレ札幌戦に先発起用された小林は34分、宮城天からのパスを受けると華麗なターンから先制ゴールを挙げる。39分には絶妙なクロスで遠野大弥の追加点をアシストし、フロンターレを3試合ぶりの勝利に導いた。また、先制点の場面でJ1通算130得点も達成。長年チームを引っ張ってきたストライカーは、やはり苦しい時に頼りになる。
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