フットボールチャンネル

プレミアリーグ最強のパサーは誰だ? 21世紀アシストランキング1~5位。ランパードを大きく上回るマンUのレジェンドとは…

シリーズ:21世紀アシストランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:アーセナルから古巣を経て宿敵へ

20210820.セスクGetty
【写真:Getty Images】


MF:セスク・ファブレガス(元スペイン代表)
在籍期間:04年夏~11年夏(アーセナル)、14年夏~19年冬(チェルシー)
リーグ通算成績:350試合50得点114アシスト
代表通算成績:110試合15得点36アシスト

 セスク・ファブレガスは16歳のとき、バルセロナの下部組織からアーセナルの下部組織へと移籍している。わずか1か月後にはリーグカップでデビューし、翌シーズンはプレミアリーグで33試合に出場。17歳という若さでアーセナルの主力に抜擢された。

 無敗優勝のメンバーが続々と去る中で、アーセン・ベンゲル監督はセスクを中盤の中心的存在に据えた。卓越したキックの技術と非凡なパスセンスで攻撃的なスタイルをピッチ上で表現した。07/08シーズンにはリーグ戦20アシストを記録。08/09シーズンには21歳という若さで主将に就任すると、翌シーズンには15得点15アシストと獅子奮迅の活躍を見せている。

 若くしてチームの大黒柱となったが、リーグタイトルに手が届かないアーセナルを退団することを決意した。11年夏から古巣バルセロナで3シーズンプレーし、14年夏にはチェルシーへ移籍。ライバルクラブへの移籍は古巣アーセナル方面から反感を買ったが、1年目から19アシストを記録してリーグ優勝に貢献した。4年半で42アシストという記録を残し、19年1月からはリーグ・アンのモナコへと活躍の場を移している。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!