92/93シーズンに開幕したプレミアリーグでは、これまで多くの傑出したパサーが活躍してきた。そこで、今回は21世紀に在籍した選手を対象としたアシストランキングを紹介する。※01/02シーズン以降に在籍した選手が対象、成績は20/21シーズンまで、データは『transfermarkt』を参照
5位:マンC史上最高の左足を持つ男
【写真:Getty Images】
MF:ダビド・シルバ(元スペイン代表)
在籍期間:10年夏~20年夏(マンチェスター・シティ)
リーグ通算成績:309試合60得点107アシスト
代表通算成績:123試合35得点32アシスト
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11/12シーズンをはじめとする4度のプレミアリーグ優勝に貢献したダビド・シルバが5位となった。バレンシアの下部組織出身で、エイバルとセルタへの期限付き移籍を経て古巣の主力へと成長した。ユーロ2008(欧州選手権)では、準決勝のロシア代表戦で貴重なゴールを決め、主力の1人としてスペイン代表を優勝へと導いている。シティに移籍したのはその2年後だった。
同期加入のヤヤ・トゥーレ、1年後に加わるセルヒオ・アグエロらとともにチームを牽引した。加入2年目には17アシストを記録して、チーム史上初のプレミアリーグ優勝の原動力となった。その年から5シーズン連続で2ケタ得点をマーク。16年夏に就任したペップ・グアルディオラ監督からの信頼も厚く、30歳を超えてもそのプレーに陰りは見えなかった。
19年夏には19/20シーズン限りでの退団を明言し、ラストイヤーは退団したヴァンサン・コンパニからキャプテンマークを受け継いだ。ラストイヤーはリバプールに優勝を譲ったが、自身は7度目となる2ケタアシストを記録した。シティ史上最高ともいえる左足のキックを持つ稀代のプレーメイカーの功績をたたえ、シティは本拠地エティハド・スタジアムにシルバの銅像を建てることを決めている。