【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグでは2021年夏の移籍市場が閉幕した。ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは戦力アップのため、6人の選手を完全移籍で獲得。では、2021/22シーズンの基本スタメンはどうなるのだろうか。
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GKはベルント・レノとシェフィールド・ユナイテッドから加入したアーロン・ラムズデールの争いになるが、前者が正守護神とみていいだろう。足元のスキルに不安との声もあるが、セービング能力はやはりピカイチ。今季のプレミアリーグでもすでにビッグセーブを連発している。
センターバックコンビはブライトンから加入したベン・ホワイト、そしてガブリエウ・マガリャンイスの2人が基本となりそう。左サイドバックはキーラン・ティアニーで、ここは不動と言ってもいいはずだ。
そして、最も気になるのがボローニャから加わった日本代表DF冨安健洋の起用法だ。同選手はCBにボランチも務めることができるが、まずアーセナルでは右サイドバックのファーストチョイスとして据えられるか。エクトル・ベジェリンがベティスへ移籍し、セドリック・ソアレスとカラム・チェンバースも開幕から低調なため、その可能性は十分に高いと言えるはずだ。
中盤底は、今夏の移籍が噂されながらも残留したグラニト・ジャカ。そして万全な状態であれば基本的にトーマス・パルティがスタメンに名を連ねるだろう。ただ前者に関しては不安な部分も多く残るのは事実で、新加入アルベール・サンビ・ロコンガが入る可能性も決して低くはないだろう。
2列目にはアーセナルの未来を担える若手3人衆が並ぶことになりそうだ。右にブカヨ・サカ、トップ下にマルティン・ウーデゴール、そして左サイドにエミル・スミス・ロウである。ニコラ・ペペ、ガブリエウ・マルティネッリらが控えにいるなど、この2列目は比較的層が厚いと言えるはずだ。
ワントップは器用なアレクサンドル・ラカゼットがファーストチョイスになるか。もちろん、ピエール=エメリク・オーバメヤンが基本スタメンとなる可能性も高いが、ワントップということを考えれば、やはりラカゼットの方が合っていると言える。また、エディ・エンケティアやフォラリン・バログンは基本的に控えから出番をうかがうことになるだろう。