【写真:Getty Images】
欧州の各リーグでは2021/22シーズンが開幕した。昨季プレミアリーグで2位に終わったマンチェスター・ユナイテッドはオーレ・グンナー・スールシャール監督体制4シーズン目を迎え、9年ぶりのリーグ王座奪還を目指すことになる。
【今シーズンのユナイテッドの試合はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
その目標達成に向け、ユナイテッドは積極的な補強を進めた。レアル・マドリードからラファエル・ヴァラン、ドルトムントからジェイドン・サンチョを獲得。さらに、クリスティアーノ・ロナウドが18年ぶりの復帰を果たした。そんな今季は果たしてどのような布陣で挑むことになるのだろうか。
フォーメーションは4-2-3-1を予想する。GKはチーム最古参のダビド・デ・ヘアが務めるとみる。ただ昨季のリーグ終盤戦はディーン・ヘンダーソンがスタメンを務める試合もあったため、パフォーマンス次第でスタメンはすぐに入れ替わるだろう。
最終ラインのアーロン・ワン=ビサカ、ハリー・マグワイア、ルーク・ショーは今季も不動。そこに、現地時間29日に行われたプレミアリーグ第3節ウォルバーハンプトン戦で初スタメンを飾った、新加入のヴァランが加わる形となるだろう。
ダブルボランチを務めるのは、退団の噂が絶えないながらも残留となったポール・ポグバ。そして闘争心溢れるプレーでスールシャール監督の信頼を勝ち取ったスコット・マクトミネイ。控えにはネマニャ・マティッチやフレッジといった選手もいるが、決して層が厚いとは言えないので、ここは若干の不安要素である。
2列目には、左にマーカス・ラッシュフォード、トップ下にブルーノ・フェルナンデス、右に新加入のジェイドン・サンチョと攻撃力抜群の3人が並ぶことになるか。ただ、今季リーグ開幕から3戦連発と好調のメイソン・グリーンウッドらもおり、ポグバも左サイドハーフで輝きを放ってきた。2列目は誰が出てもおかしくない。
そして、ワントップは18年ぶりに復帰したC・ロナウドだろう。昨季セリエA得点王に輝いたこの男は36歳となった今も衰えていない。今季まだコンディションが上がり切っていないエディンソン・カバーニは、基本的にベンチから出番を伺うことになるだろうが、どこかでC・ロナウドとカバーニのツートップという形も見られるかもしれない。もちろん大器グリーンウッドも絡んでくるだろう。
いずれにしてもユナイテッドの前線は、他クラブが羨むほど選手層が厚い。