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マンUのガタガタなポジションは…。C・ロナウド獲得で満足するべからず。ウルブス戦で再確認した弱点は?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

プレミアリーグ第3節、ウォルバーハンプトン対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間29日に行われ、0-1でアウェイチームが勝利した。クリスティアーノ・ロナウド獲得で話題を呼んでいるユナイテッドだが、この日は不安をのぞかせている。(文:小澤祐作)

ギリギリの内容

マンチェスター・ユナイテッド
【写真:Getty Images】

 ウォルバーハンプトン戦後、マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は「ダビドは強い気持ちと自分自身を取り戻し、エネルギーに満ち溢れて戻ってきた」と守護神ダビド・デ・ヘアを称賛していた。つまり、そういう試合だったと言うことだ。

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 開幕2連敗スタートとなっていたウォルバーハンプトンだが、やはりユナイテッドにとっては手強い相手だった。重戦車アダマ・トラオレの勢いは凄まじく、バルセロナからレンタル加入しているフランシスコ・トリンコンもキレが良い。アウェイチームは立ち上がりから数々のビッグチャンスを作られていた。

 もちろんユナイテッドも何度か決定機は作っていたが、その大きさで言えばウォルバーハンプトンを下回っていたのは事実。長い時間スコアは0-0のまま動かなかったが、内容を見るとやはりホームチームに分があった。

 それでも、80分という時間に絶好調メイソン・グリーンウッドが値千金の先制点を奪取。これを守り切ったユナイテッドが勝利を収めることに成功した。

 ユナイテッドは支配率でこそウォルバーハンプトンを上回ったが、シュート数は15本対10本で負けている。枠内シュート数も6本対3本とホームチームの方が多かった。スールシャール監督の言葉を借りれば「どちらが勝ってもおかしくなかった」。

 と、ここまで簡単に試合を振り返ったが、なぜユナイテッドはここまでの苦労を強いられたのだろうか。

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