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チェルシー最強のパサーは誰だ? 21世紀アシストランキング1~5位。クラブの象徴ランパード、無双したアザールは何位?

シリーズ:21世紀アシストランキング text by 編集部 photo by Getty Images

長い歴史を持つチェルシーというクラブは、これまで多くの傑出したパサーを輩出してきた。そこで、今回は21世紀に在籍した選手を対象としたアシストランキングを紹介する。※01/02シーズン以降に在籍した選手が対象、成績は20/21シーズンまで、データは『transfermarkt』を参照

5位:小柄なレフティー

20210827マタGetty
【写真:Getty Images】

MF:フアン・マタ(スペイン代表)
在籍期間:11年夏~14年冬
クラブ通算成績:135試合32得点58アシスト
代表通算成績:41試合11得点8アシスト


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 下部組織時代から過ごすレアル・マドリードでは結局定位置を掴めなかったものの、2007年に加入したバレンシアでその才能を開花させた。1年目でファンと選手が選ぶ最優秀若手選手賞に選出されており、2年目にしてリーグ戦で二桁得点&二桁アシストを記録。2008年11月にはスペイン代表に初招集されているなど、国内屈指のMFとなっていた。

 そのバレンシアでの活躍が評価され、フアン・マタは2011年夏にチェルシーへ移籍している。加入後すぐにレギュラーの座を掴んだ同選手は卓越したボールコントロールと確かな戦術眼、繊細なキックを武器に攻撃陣を牽引。プレミアリーグ1年目ながら、ダビド・シルバに次いで2位となる13アシストをマークしていた。

 2年目となった2012/13シーズンはさらに爆発。リーグ戦では開幕4試合で0得点0アシストだったが、第5節ストーク戦でアシストを記録してからはコンスタントに結果を残すように。最終的にマタはプレミアリーグだけで11得点17アシストをマーク。17アシストは2012/13シーズンにおけるリーグトップとなる成績だった。

 しかし、2013/14シーズン途中にマタはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。同シーズンよりジョゼ・モウリーニョ監督が就任し、戦術的理由でスタメンを外れることも多かったことが理由だ。結果的にチェルシー在籍は2年半と短かったが、それでも公式戦58アシストの数字は見事という他ない。

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