【写真:Getty Images】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグ、AZ対セルティックが現地時間26日に行われ、1-2でAZが勝利した。セルティック加入後ゴールを量産する古橋亨梧は、この日も貴重な先制点を奪っている。味方との素晴らしい連係から生まれたゴールだった。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
試合が動いたのは開始わずか3分のことだった。自陣からのロングパスに反応したリエル・アバダが、右サイドを突破した。GKとDFラインの間にグラウンダーのクロスを入れると、そこに走りこんだ古橋が左足でゴールに押し込んだ。
起点となるパスを出したアンソニー・ラルストン、完璧なタイミングでDFラインの裏を突破したアバダ、そしてゴール前に顔を出した古橋の3人によるダイレクトプレーがゴールになった。古橋は自慢のスプリントを活かしてゴール前に顔を出し、相手の届かない絶妙なポジションでクロスを待った。アバダと古橋は今夏にチームに加わったばかりだが、そうとは思えないほどのコンビネーションだった。
しかし、AZはその3分後に1点を返す。26分にはオウンゴールからAZが逆転に成功し、試合はこのまま試合終了。1stレグを2-0で勝利していたセルティックは、2戦合計3-2というスコアでELグループステージ進出を決めた。もし、古橋のゴールがなければ、試合は延長戦へと突入していた。まさに値千金のゴールだった。
AZの菅原由勢は1stレグ同様にフル出場したものの、チームはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグに進むこととなった。
古橋は9月のカタールワールドカップアジア最終予選を戦う日本代表メンバーに選出された。今季8試合7得点とゴールを量産する古橋はセルティックだけでなく、日本代表にとっても頼もしい存在となるだろう。