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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(2)。夏に新天地を求めた選手を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8年ぶりに復帰した日本代表のエース

0826-大迫
【写真:Getty Images】


FW:大迫勇也(おおさこ・ゆうや/背番号10)
生年月日:1990年5月18日(31歳)
20/21リーグ戦成績:24試合0得点1アシスト(ブレーメン)
所属クラブ:ブレーメン(ドイツ2部)→ヴィッセル神戸

 ブンデスリーガで激しい戦いを経験し、日本代表のエースに昇り詰めた大迫勇也がこの夏、ヴィッセル神戸に加入した。2014年からプレーするドイツで大きな成長を遂げた大迫は、8年ぶりのJリーグ復帰となる。

 鹿児島城西高等学校在籍時、全国高等学校サッカー選手権大会で大会史上初の4試合連続2得点を記録。決勝で敗れたものの、最終的に10得点を挙げ、大会最多得点記録を更新している。3年次の大迫の活躍を凄まじく、Jリーグで争奪戦が繰り広げられた結果、鹿島アントラーズ加入を決断した。加入1年目からリーグ戦22試合に出場した同選手は、5年目のシーズンに自身最多となる19得点を記録。初にして唯一の二桁得点を記録した。

 2014年に当時2.ブンデスリーガ(2部相当)のTSV1860ミュンヘンに移籍。15試合で6得点の活躍を見せると、加入後わずか半年でブンデスリーガの1.FCケルンに移籍を果たした。1.FCケルンで主力に定着し公式戦120試合に出場したが、2018年にチームが2部に降格。これに伴い、前所属のブレーメンに移籍した。

 ブレーメンでフロリアン・コーフェルト監督にトップ下やボランチにコンバートされ、MFとしての出場が増えた昨シーズンは、24試合に出場し0得点。チームも17位で2部に降格となった。2022年11月に行われるカタールワールドカップを見据える大迫は、ドイツ2部ではなくJリーグ復帰を決断。今月25日に行われた大分トリニータ戦で移籍後初出場を果たした。日本のエースはJリーグでFWの感覚を取り戻し、ベストな状態でカタールワールドカップ臨めるだろうか。

【了】

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