【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は26日、9月に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選に挑む日本代表メンバーを発表した。24人の中で唯一、初招集となったのは20歳のGK谷晃生だ。
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ガンバ大阪の育成組織出身で、16歳だった2017年3月にG大阪U-23の一員としてJ3デビューを飾っている。同年にはFIFA U-17ワールドカップにも出場。翌年にはトップチームに昇格し、J3では3年間で33試合に出場したが、J1での出場はないまま、2020年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍している。
湘南では正GKとして起用され、1年目はJ1で25試合に出場。期限付き移籍が延長された2年目もここまで23試合に出場している。U-24日本代表にも選出され、東京五輪では3位決定戦までの6試合すべてでプレーしている。U-24ニュージーランド代表との準々決勝ではPK戦でビッグセーブを見せ、チームを準決勝へと導いた。
190cmという恵まれた体格を持ち、その長いリーチを活かしたセーブが魅力だ。ハイボール処理能力に長けており、滞空時間の長いクロスの多くは谷の手中に収まる。配球能力は経験とともに向上しており、正確なフィードで一気にチャンスに繋げることもできる。Jリーグでは既に素晴らしいパフォーマンスを見せているだけに、日本代表の将来を担う存在としての期待も高まるだろう。
今回の日本代表には、森保一監督の下で最も多くの試合に出場してきた権田修一と、3度のワールドカップに出場した38歳の川島永嗣が選出されている。経験豊富な2人から多くを吸収することで、ポジション争いに割って入ることはできるだろうか。
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