【写真:Getty Images】
ポルトガルリーグ1部のポルティモネンセは現地時間25日、日本代表MF中島翔哉をポルトからレンタルで獲得したと発表。同選手にとっては2018/19シーズン以来の古巣復帰ということになる。
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現在27歳の中島は2017年8月にFC東京からポルティモネンセへ渡り欧州初上陸を果たしている。そこで非凡なパフォーマンスを披露すると、2019年2月にカタールのアル・ドゥハイルへ加入。そして同年7月に、ポルトガル屈指の強豪でチャンピオンズリーグ(CL)の常連でもあるポルト移籍を掴み取っている。
しかし、ポルトでは背番号10を与えられるなど期待感は大きかったが、セルジオ・コンセイソン監督の下で結果を残せず。今年1月にUAEのアル・アインへ期限付き移籍していた。ただここでもリーグ戦2試合に出場した後に怪我の影響で長期離脱するなど苦労。結局、2月以降公式戦出場がないままポルトへレンタルバックしていた。
その中島に、古巣であるポルティモネンセが救いの手を差し伸べた。同選手は加入会見で「このスタジアムはすごく個人的にも好きですし、またここでプレーできることがとても嬉しいです」「プレーで、ピッチで楽しんで、チームで協力して勝つことが大事なので、もちろん色々な経験もしましたけど、とにかく頑張りたいと思います」とコメントを残した。
また先述の怪我については「今のところ問題はないです。しばらく一人でトレーニングしていたので、明日からチームトレーニングに戻り、できるだけ早く実戦でプレーできるようにしていきたいと思います」と述べている。
そして、ポルティモネンセのロディネイ・サンパイオ会長は「息子が家に戻ってきた。彼を再びポルティモネンセに迎えることができて誇りに思う」とコメント。日本人MFの帰還を大いに喜んだ。
中島はポルティモネンセで公式戦47試合に出場し、15得点19アシストという成績を残してきた。あの頃の輝きを再び取り戻すことができるだろうか。
なお、ポルトガルリーグはすでに開幕を迎えている。2勝1敗スタートとなったポルティモネンセは次節、現地29日にパソス・デ・フェレイラと対戦する。
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