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Jリーグ 3年前

日本代表メンバーに推薦したいJリーガー5人。東京五輪メンバーは? J2で無双する21歳とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋のライバル候補

0825-菊池
【写真:Getty Images】


DF:菊池流帆 (きくち・りゅうほ)
生年月日:1996年12月9日(24歳)
所属クラブ:ヴィッセル神戸
2021リーグ戦成績:23試合出場/4得点0アシスト

 元々サイドハーフとしてプレーしていた菊池流帆は、青森山田高校時代に自らCBにコンバートを志願。入部当初はDチームだったが3年次にはトップチームまで上り詰め、夏の高校総体(インターハイ)と冬の全国高等学校サッカー選手権大会に出場。両大会で優秀選手に選ばれた。卒業後は大阪体育大学に進学。その後、大卒でレノファ山口FCに加入した菊池は、釜石出身として初のJリーガーとなった。

 大学時代にはユニバーシアード台北大会に日本代表として参加し、優勝に貢献した菊池は、プロ初年度からリーグ戦35試合3得点1アシストを記録。翌年にはヴィッセル神戸に移籍しステップアップを遂げた。加入当初はJ1リーグ戦で出場機会が少なかったものの、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では5試合に出場し、準決勝進出に貢献。今季はスタメンに定着し、23試合出場に出場し4得点を決めている。

 強靭なフィジカルとスピードを兼ね備える菊池は、粘り強い守備を武器に対人でその強さを発揮。Jリーグ内で当たり負け前することは滅多にないだけに、その実力が世界相手にどこまで通用するのか見てみたい。実力だけでなくパッションを表に出して表現できプレーするこのDFの存在は、日本代表で冨安健洋や板倉滉のライバルになるかもしれない。

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