アルビレックス新潟の至宝
【写真:Getty Images】
MF:本間至恩(ほんま・しおん)
生年月日:2000年8月9日(21歳)
所属クラブ:アルビレックス新潟
2021リーグ戦成績:25試合出場/5得点6アシスト
13歳でアルビレックス新潟U-15に加入した本間至恩は、2015年にU-15日本代表に初招集。タイ遠征などに参加し、13試合5得点の活躍を見せた。翌年にはアルビレックス新潟U-18に昇格。2017年の高校2年生時に2種登録され、同年のルヴァンカップでクラブ史上最年少でのトップチームデビューを果たした。
「新潟の至宝」と言われる本間至恩は、高校を卒業するとすぐに主力に定着。2020シーズンには10番を背負い、J2リーグ戦40試合に出場し7得点7アシストを記録した。スピードを活かしたキレの鋭いドリブルを武器にJ2で無双するこのMFは、同クラブを指揮するアルベルト・プッチ・オルトネダ監督からの評価も高く、今後の海外への移籍が確実視されている。
本間至恩の実力は未だJ2でしか見れていないが、今や日本トップレベルのドリブラーであることに疑いの余地はないだろう。A代表への招集経験はないが、同選手の実力とポテンシャルは、日本代表の新たなオプションと成り得る。この21歳のドリブラーが日本を背負い、世界屈指の強豪国を相手に真っ向勝負する姿を見てみたい。
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