2位タイ:スピードスター
【写真:Getty Images】
FW:キリアン・エムバペ(フランス代表)
在籍期間:17年夏~
クラブ通算成績:171試合132得点61アシスト
代表通算成績:48試合17得点16アシスト
フランスのクレールフォンテーヌ国立サッカー養成所でスキルを磨き、モナコでプロデビューを果たしたキリアン・エムバペは、あっという間にサッカー界を代表する選手となった。2016年にモナコで偉大なティエリ・アンリを抜きクラブ史上最年少得点を記録すると、2年目の2-16/17シーズンに爆発。リーグ・アンで15得点11アシストを叩き出し、17年ぶりとなる優勝に貢献していた。
その活躍が認められ、2017年にパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタルで加入。そしてその翌年、1億4500万ユーロ(約174億円)もの移籍金で完全移籍を果たしている。PSGではこれまで、リーグ・アン得点王3回、同最優秀若手賞2回、同最優秀選手賞2回などを受賞し、7つものタイトルを獲得している。
得点はもちろんのこと、エムバペは多くのアシストも記録してきた。とくに同選手はチャンピオンズリーグ(CL)との相性が良いようで、PSGではこれまで45試合に出場し17つものゴールをお膳立てしている。なお、リーグ戦では未だ二桁アシストがないものの、PSG加入以降はすべてのシーズンで同5アシスト以上を記録している。
そのエムバペは2021/22シーズンのリーグ・アンでもすでに2つのアシストをマークした。今回のランキングは同シーズンの成績が対象外のため、ズラタン・イブラヒモビッチ、ハビエル・パストーレと同じ61アシストという結果になったが、実際にはエムバペが単独2位となっている。
【次ページ】1位:最高の脇役