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パリ・サンジェルマン最強のパサーは誰だ? 21世紀アシストランキング1~5位。全員が現役! トップに輝いたのはあの男

シリーズ:21世紀アシストランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位タイ:アルゼンチンのカカ

20210823パストーレGetty
【写真:Getty Images】



MF:ハビエル・パストーレ(元アルゼンチン代表)
在籍期間:11年夏~18年夏
クラブ通算成績:269試合45得点61アシスト
代表通算成績:29試合2得点5アシスト

 2011年、パリ・サンジェルマン(PSG)はカタール資本となり、世界で最も裕福なクラブの一つとなった。同年夏には8000万ユーロ(約96億円)近くを移籍市場に投じている。その中で補強の目玉となっていたのが、アルゼンチン人のハビエル・パストーレである。パレルモで活躍していた同選手の移籍金は4200万ユーロ(約50億円)。当時のリーグ・アン史上最高額であった。

 アルゼンチンのカカと称されることもあったパストーレは当然のことながら1年目から主力として起用され、リーグ戦ではいきなり二桁ゴールを記録。チームを2位に導くなど、高額な移籍金に見合う活躍を見せサポーターのハートを掴んだ。

 2年目となった2012年夏、クラブはズラタン・イブラヒモビッチやエセキエル・ラベッシ、チアゴ・シウバら大型補強を敢行。それでもパストーレは変わらず主力の座に君臨し、リーグ・アンでは二桁アシストを記録して19年ぶりの優勝に貢献していた。その後もPSGはビッグネームの獲得を進めたが、パストーレはそんな大物たちに負けじと奮闘し、2014/15シーズンにもリーグ戦で二桁アシストの結果を残した。

 2015/16シーズン以降は怪我に苦しむことが多くなってしまい、プレータイムが減少。そして2017/18シーズンをもってPSGを退団している。パストーレは在籍7年間で公式戦269試合45得点61アシストという成績を残していた。

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