【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、残り1週間あまりとなった移籍市場でレアル・マドリードへの移籍が実現する可能性もあるのかもしれない。PSGは代役となる新たなFWの獲得に向けて動き始めたとも報じられている。
PSGとの契約が残り1年を切ったムバッペは、このまま残留したとすれば来年夏にフリーで退団する可能性が高くなる。PSGは契約延長による引き留めを図っていたが、ムバッペと合意することはできず、移籍金を得られるうちに売却する方針へ転換したとも伝えられている。
ムバッペの退団に備えるため、PSGは新戦力候補もリストアップしているようだ。フランス『RMCスポーツ』が伝えたところによれば、エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンに関心を示しているという。
エバートンでエースとして活躍し、ブラジルA代表でもプレーするリシャルリソンは、U-24ブラジル代表として東京五輪(東京オリンピック)にも出場。5ゴールを挙げて得点王に輝く活躍で、ブラジルの2大会連続五輪金メダル獲得に大きく貢献した。
攻撃陣にはリオネル・メッシを新たに加え、他にネイマールやアンヘル・ディ・マリア、マウロ・イカルディなどブラジルとアルゼンチン出身の強力アタッカー陣を擁しているPSG。ムバッペに代えてリシャルリソンを加えたとすれば、攻撃陣はさながら南米オールスターの様相を呈することになるかもしれない。
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