【写真:Getty Images】
バレンシアに所属する韓国代表MFイ・ガンインは、クラブが夏の移籍市場での放出を画策しながらも移籍先が決まらず、バレンシアにとってはその存在が悩みの種となっているようだ。スペイン紙『マルカ』や『スーペルデポルテ』など複数メディアが伝えている。
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現在20歳のイ・ガンインはバレンシア下部組織からデビューし、クラブの将来を担う存在として期待されてきた。だが今季から就任したホセ・ボルダラス監督の下で出場機会の減少が見込まれ、クラブが放出に動こうとしている状況であることが報じられていた。
バレンシアがイ・ガンインの放出を望む理由のひとつは、EU外外国人枠を空けること。バジャドリードのブラジル人FWマルコス・アンドレの獲得に向けた交渉を行い、合意に達したとの報道もあるが、現状では外国人枠が埋まっていることが問題だとされている。
だがクラブが放出を希望し、実際に多くのクラブが獲得に関心を示しながらも、イ・ガンインはオファーをことごとく断り続けているようだ。同選手がオファーに応じなかったクラブとしてウルヴァーハンプトン、モナコ、グラナダ、サンプドリア、ブラガ、ヘタフェなど様々な名前が各メディアで挙げられている。
U-24韓国代表として東京五輪(東京オリンピック)に出場したあと遅れてバレンシアに合流したイ・ガンインは、今季リーガ開幕からの2試合にまだベンチ入りもしていない。残り1週間あまりとなった移籍市場で移籍先を見つけられるかどうか、バレンシアにとっては頭の痛い問題となっているようだ。
【了】