【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、すでに超豪華メンバーとなったチームにさらなる補強を加えようとしているのかもしれない。レンヌのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガの獲得に近づきつつあると報じられている。
レンヌの下部組織からクラブ史上最年少の16歳でトップチームデビューを飾り、すぐにレギュラーに定着してチームの好成績に貢献してきたカマヴィンガ。現在18歳となった同選手には、これまでイングランドやスペインなども含めた数多くのビッグクラブからの関心が噂されてきた。
カマヴィンガは残り1年となったレンヌとの契約を延長しておらず、今年夏に移籍する可能性も高いと予想されていた。現地時間22日にはリーグアン第3節のナント戦に交代出場したが、これがおそらくレンヌでの「ラストマッチ」になったと仏紙『レキップ』などが伝えている。
PSGは、3000万ユーロ(約38億7000万円)前後という“格安”の移籍金でカマヴィンガを獲得することになると見込まれている。昨年夏の時点ではレンヌはカマヴィンガを欲しがるクラブに対して1億ユーロ(約129億円)という高額移籍金を要求していたとされているが、契約満了が近づく状況で大幅に金額が引き下げられることになった。
PSGはこの夏の移籍市場でGKジャンルイジ・ドンナルンマやDFセルヒオ・ラモス、そしてFWリオネル・メッシなどビッグネームを次々とチームに加えてきた。さらに、世界屈指の10代選手として将来を嘱望されるMFも獲得することになるのだろうか。
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