【名古屋グランパス 1-0 アビスパ福岡　J1第25節】

　明治安田生命J1リーグ第25節の名古屋グランパス対アビスパ福岡戦が22日に行われ、ホームの名古屋が1-0で勝利を収めた。

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　前節3連敗を止めて7試合ぶりの白星を挙げた名古屋と、8試合ぶりの白星を挙げた福岡の激突。終盤戦に向けてもう一度調子を取り戻すためお互い連勝を目指す。

　ボールを支配して優勢に試合を進めるのは名古屋だが、森下龍矢や柿谷曜一朗らの決定的なシュートをGK村上昌謙の好セーブに阻まれて前半は先制ならず。福岡も枠を捉えたエミル・サロモンソンのFKを止められるなどゴールは奪えず、前半を0-0で折り返した。

　名古屋は後半開始からシュヴィルツォクを交代で投入。リーグ戦出場3試合目、天皇杯では移籍後初ゴールを決めていた期待の新戦力が現役ポーランド代表の実力を発揮し、名古屋に先制点をもたらす結果となった。

　後半キックオフからわずか4分、エリア手前左側で吉田豊からのパスを受けたシュヴィルツォクが前を向くと、DFに前を塞がれながらもコースを見つけてすかさずシュート。右足で巻いたボールがゴール右上隅の絶妙なコースに突き刺さる見事な一撃でJ1初ゴールを叩き出した。

　そのまま福岡に反撃を許さず、名古屋はリーグ戦2試合連続、天皇杯も含めると3試合連続で得意の“ウノゼロ”勝利。リーグ戦では4月以来となる久々の連勝で5位に順位を上げている。

【得点者】
49分 1-0 シュヴィルツォク（名古屋）

【了】