【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間21日に行われたリーガエスパニョーラ第2節の試合でアスレティック・ビルバオと対戦し、アウェイで1-1のドローに終わった。この試合に出場したFWユスフ・デミルは、バルセロナではリオネル・メッシ以来最年少でデビューを飾った外国人選手となった。
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2003年6月2日生まれのデミルはビルバオ戦に交代出場した時点で18歳80日。スペイン人選手では昨季16歳でデビューを飾ったFWアンス・ファティなどの例もあるが、外国人選手としては2004年に17歳114日でデビューしたメッシ以来最年少となった。
ウインガーとしてプレーするデミルはトルコにルーツを持つオーストリア人選手。オーストリアのラピド・ウィーンの下部組織で育ち、2019年12月に16歳でのトップチームデビューを飾った。
昨季のオーストリア1部リーグでは17歳ながらも25試合に出場して6得点を記録。その活躍にバルセロナも目を留め、今年7月に買い取りオプション付きレンタルでの移籍が決定した。完全移籍の場合の移籍金は1000万ユーロ(約13億円)に設定されている。
バルセロナでは安部裕葵も在籍するBチームでプレーを開始することが見込まれていたが、トップチームのプレシーズンに参加してゴールを決めるなどアピール。リーガ開幕戦でのベンチ入りに続いて、2節目でデビューすることになった。
各年代のオーストリア代表でもプレーし、今年3月には17歳でのA代表デビューも飾っていた。今後も出場機会を得られれば、バルセロナの未来を担うことが期待される若手選手の一人となるかもしれない。
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