【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第25節の試合が21日に各地で開催されている。18時キックオフのカードとしては2試合が行われた。
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11試合連続無敗で首位と勝ち点6差にまで迫ってきた横浜F・マリノスはホームでベガルタ仙台と対戦。前半から優位に試合を進め、25分にはゴール前に浮き上がったボールにレオ・セアラがGKと競り合いながら頭で合わせて先制点を奪う。
1点リードで前半を折返し、62分には再びレオ・セアラがエリア外からの強烈な右足ミドルを突き刺して2-0。67分には相手ペナルティーエリア内でのプレッシングでボールを奪い、レオ・セアラのパスからゴール前のマルコス・ジュニオールが決めて3点目を奪う。
さらに70分、カウンターからM・ジュニオールのパスを受け抜け出したレオ・セアラがハットトリックを達成。終了間際に天野純も5点目を加えた横浜FMが5-0で大勝を飾った。川崎フロンターレとの差を暫定3ポイントにまで縮め、1時間遅れで試合中の首位チームにプレッシャーをかけている。
ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズ戦はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に向けた3位争いの直接対決。鹿島が3連勝で暫定3位に浮上してきたが、前節の試合が中止となった神戸は1試合を多く残して勝ち点で並んでいる状況だった。
20分にはエヴェラウドの決定的なシュートがゴールライン上で菊池流帆のブロックに阻まれるなど、前半は鹿島に大きなチャンスがあったが決められず。神戸は後半開始から移籍後初出場となる武藤嘉紀を投入する。
79分にはその武藤のプレーが値千金のゴールを生み出した。左サイドに抜け出した武藤がエリア横からクロスを入れると、ニアにドウグラスが飛び込んだ奥から山口蛍が泥臭く押し込んで先制点。この1点が決勝点となり、大一番を制した神戸が3位争いをリードする形となっている。
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