明治安田生命Jリーグは後半戦に差し掛かり、各クラブは後半戦にスパートをかけるべく戦力補強を行っている。そこで今回は、7月以降にJクラブに加入した注目選手を5人紹介する(成績は前所属クラブでのもの)。
異色の経歴で浦和に来た大型FW
【写真:Getty Images】
FW:木下康介(きのした・こうすけ/背番号16)
生年月日:1994年10月3日(26歳)
2021リーグ戦成績:10試合1得点0アシスト
所属クラブ:エリテセリエン(ノルウェー1部)→浦和レッズ
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今季からリカルド・ロドリゲス監督が指揮を執る浦和レッズに、新たなFWが加わった。190cmという恵まれた体格を持つ木下康介は、上位争いに食い込みたい浦和にとっては切り札となりうる存在だ。
その経歴は異色だ。横浜FCユースに所属していたが、トップチームを経ずにドイツに渡った。当時4部だったフライブルクのセカンドチームとホンブルクでプレーし、ハルムスタッズ(スウェーデン)、シント=トロイデン(ベルギー)、スターベクIF(ノルウェー)でプレー。ハルムスタッズに所属した2018シーズンは、スウェーデン2部リーグで13得点を挙げている。
打点の高いヘディングは魅力で、Jリーグでは脅威になるだろう。得点源になるのは高さだけではなく、低いクロスに対してゴール前に顔を出す動きもうまい。4月に加入したキャスパー・ユンカーは既にJ1リーグで7得点を挙げているが、残りのシーズンを戦い抜くうえで戦力の厚みは必要。木下が特長を発揮することができれば、浦和の攻撃に新たな武器が加わることとなる。
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