1位:最強のチャンスメイカーはやはりこの男!
【写真:Getty Images】
MF:ライアン・ギグス(元ウェールズ代表)
在籍期間:91年夏~14年夏
クラブ通算成績:932試合163得点250アシスト
代表通算成績:64試合12得点5アシスト
21世紀に在籍したマンチェスター・ユナイテッドの選手の中でアシスト王に輝いたのは、やはりこの男。レジェンド、ライアン・ギグスだ。1991年から在籍したギグスは歴代1位となる932試合に出場し驚異の250アシストを記録した。
在籍13年間でリーグ優勝13回、FAカップ(国内カップ)4回、チャンピオンズリーグ(CL)2回の優勝に貢献。個人としても、2度のPFA年間最優秀若手選手賞、さらにPFA年間最優秀選手賞とPFA功労賞、イングランドサッカー殿堂入りなど様々な賞を受賞している。
圧倒的なスピードとキレの鋭いドリブルで左サイドを切り裂いたギグスは、ジャックナイフと呼ばれた。デイビッド・ベッカムらとともにファーガソンの雛鳥たち呼ばれる同選手は、ボビー・チャールトンとともにクラブ史上最高の選手と評されている。左サイドを支配し量産した250アシストの内、リーグ戦で記録した162アシストはプレミアリーグ歴代最多記録だ。
引退後は同クラブで暫定監督やアシスタントコーチを務めた後、母国ウェールズ代表の監督に就任。しかし、度重なる女性スキャンダルにより現在は停職となっている。順風満帆な選手時代とは異なり苦悩の監督キャリアとなっているが、選手キャリアのように監督としても輝かしい成績を残すことが出来るだろうか。
【了】