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マンチェスター・ユナイテッド最強のパサーは誰だ? 21世紀アシストランキング1~5位。 レジェンドが勢揃い! ベッカム、ルーニー、そして…

シリーズ:21世紀アシストランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:世界的なFKの名手

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【写真:Getty Images】


MF:デイビッド・ベッカム(元イングランド代表)
在籍期間:93年夏~03年夏
クラブ通算成績:388試合85得点101アシスト
代表通算成績:115試合17得点39アシスト

 3位は世界中の誰もが知るスーパースター。日本でもそのヘアースタイルが一世を風靡したデイビッド・ベッカムがランクイン。レアル・マドリードに移籍するまでの10年間で101アシストを記録した。

 1989年から2年間プレーしたブリムスタウンローバーズユースでは1990年にU-15年間最優秀選手に選ばれ、1991年に練習生としてマンチェスター・ユナイテッドに加入した。翌年にはポール・スコールズらとともにFAユースカップを優勝。1993年にプロ契約を結んだ。

 ベッカムのプレースタイルはその見た目や印象とは全く異なり、豊富な運動量でハードワークや献身的なプレーでチームに貢献する。美しい容姿とは異なり、泥臭く貪欲なプレーヤーだ。そして最大の武器は正確無比なキック。FKでも流れの中でも距離も関係なく正確無比なパスを供給し、アシストを量産した。ピッチ内外で人気故に一つのプレーや言動で批判されることもあったベッカムだが、その度にプレーでその批判を一蹴してきた。

 アーセナルに0-4で敗北した試合後、ロッカールームで激怒したアレックス・ファーガソン監督の蹴り飛ばしたスパイクがベッカムの瞼にあたり、監督に詰め寄るといった事件が起きた。その後ベッカムはレアル・マドリーに移籍しているが、良好な関係を築き続けていればその後もユナイテッドでプレーを続けていたかもしれない。

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