【写真:Getty Images】
オランダのPSVに所属する日本代表MF堂安律は、再びドイツへ移籍する可能性があるのかもしれない。3つのクラブが獲得に関心を示していると報じられている。
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堂安は昨季レンタルでPSVからブンデスリーガ1部のアルミニア・ビーレフェルトに加入し、リーグ戦全試合に出場するなど主力として活躍。レンタルを終えた現在はPSVに戻っているが、東京五輪を終えたあとクラブではまだ試合に出場していない。
このままPSVに残ることも一つの可能性ではあるが、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらの存在もありポジション争いは容易ではないと予想されている。オランダ地元紙『アイントホーフェン・ダフブラット』は16日付で、堂安に再びドイツのクラブが関心を示していると報じた。
堂安の移籍先候補として名前を挙げられているクラブは3つ。長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルト、マインツ、そして室屋成が所属する2部のハノーファーだ。
だがPSVとしては、堂安を再び放出するのであれば今度はレンタルではなく完全移籍の形を望んでいる模様。移籍金として650万ユーロ(約8億3600万円)ほどを要求するとみられており、3クラブにとっては厳しい出費であるとの見方も示されている。
PSVはチャンピオンズリーグ(CL)予選でプレーオフに勝ち残っており、堂安が残留すれば本大会出場のチャンスもあるかもしれない。オランダの強豪で再度ポジション争いに挑むか、昨季結果を残したドイツでプレーするか、堂安はどの道を選ぶのだろうか。
【了】