バルセロナは、チーム一丸でクラブの財政難を乗り切るつもりのようだ。DFジャラール・ピケを皮切りに、主将全員が減俸を受け入れる見通しだという。ピケのコメントをスペイン『アス』などが伝えた。

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　FWリオネル・メッシが退団したバルセロナ。その原因が、クラブの財政的な問題だが、エースを手放してもバルセロナが苦境にあることに変わりはない。

　現地時間15日に行われたレアル・ソシエダ戦のあと、真っ先に減俸に応じたことが伝えられているピケは、「必要なことをしたまで」とコメント。そして、「別のキャプテンたちもすぐに続くだろう。タイミングの問題だ。まずは新しい選手を登録するためにキャプテンたちが動かなければいけなかった。時々誤解があるけど、昨季が終わったときにキャプテンたちで話し合っていたんだ」と述べている。

　減俸を拒否していると報じられてきたDFジョルディ・アルバは、「ウソを聞くのは心が痛む。僕はこの10年間このクラブでやってきたし、下部組織でも8年間だ。ここは僕の家であり、人生のクラブだ。だから、いつでも助けになりたい」とコメント。減俸拒否は事実ではないと訴え、ピケに続く意思があることを強調した。

　バルセロナはMFセルヒオ・ブスケッツが第1主将で、ピケは第2主将。第3主将をセルジ・ロベルトが務め、第4主将はジョルディ・アルバとなっている。

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