1位:ハードなタックルと芸術的なパス、すべてをこなす18歳
【写真:Getty Images】
MF:エドゥアルド・カマヴィンガ(フランス代表/レンヌ)
生年月日:2002年11月10日(18歳)
市場価値:5500万ユーロ(約66億円)
20/21リーグ戦成績:35試合1得点2アシスト
次々と才能ある若手が輩出されるフランスでも、エドゥアルド・カマヴィンガには多くのビッグクラブから熱い視線が注がれている。内戦が終結した直後のアンゴラで生まれ、幼少期にフランスに移住した。11歳のころからレンヌのアカデミーに所属し、5年後にはトップチームデビュー。レギュラー定着にさほど時間はかからず、レンヌで公式戦39試合に出場した20/21シーズンにはフランス代表デビューも果たしている。
17歳にしてレンヌの背番号10を与えられたカマヴィンガは、ピッチの至るところで輝いている。ボールを持てば独特なタッチで相手をいなし、左足のキックでチャンスを生み出す。華麗な「テクニック」とするするとかわしていく「ドリブル」は国内でもトップレベルだ。
カマヴィンガが凄いのは、技術だけではない。ハードなタックルを厭わず、積極的にボールホルダーに寄せる守備は相手にとって脅威で、当たり負けしない「フィジカル」の強さもMFとしては魅力だ。ボールを奪い、敵陣に運び、決定的なパスを出す。粗削りな部分は多少あるが、その素質は1位に相応しい。
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