5位:FKの名手! バルセロナで苦悩するレジスタ
【写真:Getty Images】
MF:ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
在籍期間:16年夏~20年夏
クラブ通算成績:178試合41アシスト
代表通算成績:100試合27アシスト
ボスニア・ヘルツェゴビナの至宝、ミラレム・ピャニッチがかつての戦友パウロ・ディバラと並び5位に入った。
17歳でフランスのFCメスでトップチームデビューを果たしたピャニッチは、その後オリンピック・リヨンに移籍。リヨンで頭角を現し、2011年に移籍したASローマでは14/15シーズンに10アシスト、15/16シーズンにも12アシストを記録し2年連続でリーグアシスト王に輝いた。
ユベントス加入1年目にも10アシストを記録し、ローマ時代から3シーズン連続二桁アシストを記録した。抜群のキックとパスセンスを誇るピャニッチは、流れからのチャンスメイクはもちろんだがFKの名手でもある。さらに、巧みなボールコントールとフィジカルを活かし、自ら時間を作り攻撃のリズムを変えることもできる。ピルロ退団後に同ポジションでチームを支えたレジスタだ。
セリエAでその名を世界に轟かせたピャニッチは、2020年に6000万ユーロ(約72億円)でバルセロナに移籍した。新型コロナウイルスの影響でチームへの合流が遅れたことやパフォーマンスが向上しないことから、バルセロナではなかなか出場機会を得られていない。セリエAでアシストを量産した同選手は、メッシが退団し新たなステージに向かうバルセロナでもその力を発揮できるだろうか。