長い歴史を持つユベントスというクラブは、これまで多くの傑出したパサーを輩出してきた。そこで、今回は21世紀に在籍した選手を対象としたアシストランキングを紹介する。※01/02シーズン以降に在籍した選手が対象、成績は20/21シーズンまで、データは『transfermarkt』を参照
5位タイ:現ユベントスの10番! メッシの後継者と言われた男
【写真:Getty Images】
FW:パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表)
在籍期間:15年夏~
クラブ通算成績:254試合100得点41アシスト
代表通算成績:29試合2得点5アシスト
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ユベントスの英雄アレッサンドロ・デル・ピエロの10番を受け継ぎ、アルゼンチンではメッシの後継者と言われたパウロ・ディバラは、ミラレム・ピャニッチと並ぶ5位にランクイン。
イタリアにルーツを持つディバラは17歳で母国のクラブ、インスティトゥートACCでデビューし、翌年1190万ユーロ(約14.3億円)でパレルモに移籍した。3年目となる14/15シーズンには34試合13ゴール10アシストを記録。イタリアにその名を知らしめ、2015年にユベントスに加入した。
加入1年目からリーグ戦34試合に出場し主力に定着したディバラは華麗なゴールが目立つが、針の穴を通すような正確なパスでアシストも量産。17/18シーズンからは10番を受け継ぎ、19/20シーズンには、セリエAアワードで年間MVPに選出された。
フォワード、ウイング、トップ下でプレーできるディバラは、スピードを活かした華麗なドリブルやゴール前で相手の裏をかくパスが特徴的な選手だ。最大の武器はペナルティーエリア右からのコントロールシュートだが、正確無比なキックと創造性溢れるプレーでアシストもできる攻撃のキーマンだ。クリスティアーノ・ロナウドやアルバロ・モラタの加入によりスタメン出場が減少したが、好調を維持できればまだまだ記録を伸ばせそうだ。