【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第18節、横浜F・マリノス対名古屋グランパスが12日に行われ、2-0でマリノスが勝利を収めた。移籍後初先発となった杉本健勇は、堅守を誇るグランパスから見事なゴールを決めている。
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得点が生まれたのは13分。マリノスのFKは相手に跳ね返され、それを拾った畠中槙之輔のシュートもブロックされる。しかし、こぼれ球をティーラトンが拾ってクロスを上げると、杉本が頭で合わせた。ファーサイドに飛んだシュートに反応したGKランゲラックは懸命に腕を伸ばしたが、ボールはゴールへと吸い込まれた。
杉本の近くに名古屋の選手は揃っていた。しかし、ティーラトンが上げた低いクロスは杉本にピンポイントで届き、杉本のヘディングもGKの届かないコースへと飛んだ。クロスもシュートも完璧で、ティーラトンと加入間もない杉本のホットラインが形成された瞬間だった。
マリノスはその後、マルコス・ジュニオールがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。これを自ら沈めて点差は2点に。移籍後最長となる81分間プレーした杉本は、この試合でJ1通算250試合出場を達成。記念すべき試合で貴重な移籍後初ゴールを記録している。
マリノスは2-0で勝利。首位・川崎フロンターレとの勝ち点差を8ポイントに縮めている。監督交代がありながらも無敗を継続するマリノスに、頼もしい武器が加わった。
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