MF
【写真:Getty Images】
イドリス・ババ(ガーナ代表/背番号12)
生年月日:1996年1月22日(25歳)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/0得点0アシスト
2014年にレガネスからマジョルカの下部組織に移籍。そして2018年にトップチーム昇格を掴み取ると、いきなり指揮官の信頼を掴み1部昇格に貢献した。以降、クラブではレギュラーの座を張り続けており、その活躍もあってかガーナ代表にも度々名を連ねるように。順調に伸びていると言えそうだ。
豊富なスタミナをフル活用して幅広いエリアをカバーすることができ、チーム随一とも言えるボール奪取力を武器に中盤を引き締めることが可能。最近は配給役としても存在感を増しているなど、ますます頼りがいのあるプレーヤーになってきた。チームが1部残留を果たす上で、この男の活躍は不可欠だ。
【写真:Getty Images】
サルバ・セビージャ(スペイン/背番号8)
生年月日:1984年3月18日(37歳)
20/21リーグ戦成績:38試合出場/7得点4アシスト
マジョルカにおける最年長プレーヤーだ。テクニックの良さは未だ錆びついておらず、視野の広さと繊細なパススキルも健在。昨季はセグンダ・ディビシオン(2部)で7得点4アシストを記録し、キーパスはチーム最多を数えるなど流石の存在感を示した。新シーズンも、やはりこの男にかかる期待は大きい。
2019/20シーズン当初はなかなか久保建英にパスを出さず、日本でかなり厳しい目を向けられていた。しかし、後半戦に入ると若きレフティーにボールを出す機会が劇的に増加。明らかに、二人の関係性は良くなっていた。お互いの特徴は十分理解しているはずだが、今季はいかに。一つの注目ポイントだ。
【写真:Getty Images】
ダニ・ロドリゲス(スペイン/背番号14)
生年月日:1988年6月6日(33歳)
20/21リーグ戦成績:38試合出場/8得点5アシスト
マジョルカにおいて攻撃の中心を担っているベテラン。とにかく運動量が豊富でゴール前へ積極的に飛び出す姿勢を90分間失うことがなく、縦への推進力にも長けるという魅力がある。昨季はリーグ戦38試合に出場し8得点5アシストを記録。ビッグチャンス創出回数はチーム1位となっていたようだ。
攻撃的ポジションであればどこでも対応可能というユーティリティー性もあるが、サイドよりも中央の方が輝く存在であることは間違いない。昨季はトップ下が主戦場だったが、仮に今季も同じことになれば再加入が決まった久保建英は定位置を争うライバルの一人となる。競り勝つのは果たして…。