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【写真:Getty Images】
パブロ・マッフェオ(スペイン/背番号15)
生年月日:1997年7月12日(24歳)
20/21リーグ戦成績:25試合出場/1得点6アシスト(ウエスカ)
マンチェスター・シティの下部組織にも在籍したDFが、シュツットガルトからのレンタルで今季よりマジョルカに加わった。守備的なイメージが強い選手であるが、シティに見初められた通り足元の技術が非凡で、派手さこそないもののゲームの組み立てにもしっかり貢献できる。期待の新戦力と言えそうだ。
再レンタルが決まった久保建英とは右サイドで縦関係を築く可能性が高い。好連係を見せることができるかは、新シーズンの注目ポイントと言えそうだ。ちなみにジローナ在籍時代、あのリオネル・メッシを“すっぽんマーク”で完全に封じ込めたことで一躍有名になっている。
【写真:Getty Images】
マルティン・ヴァリエント(スロバキア代表/背番号24)
生年月日:1995年12月11日(25歳)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/1得点1アシスト
今夏開催のユーロ2020(欧州選手権)にスロバキア代表として参加した守備の要である。2018年にキエーボからやって来ると、瞬く間にレギュラーに定着。1年目で1部昇格に貢献し、2年目も不動の存在として奮闘した。昨季はリーグ戦33試合でフル出場を果たし、1部復帰に大きく貢献している。
球際に強く、身長187cm・体重83kgの体格からは想像できないようなスピードとテクニックも兼備。総合能力の高いセンターバックと言っていいだろう。1分1秒でも多く試合に出るため、チームトレーニングとは別で定期的にヨガや水泳に参加してコンディションを整えるなど、努力家でもある。
【写真:Getty Images】
アントニオ・ライージョ(スペイン/背番号21)
生年月日:1991年10月8日(29歳)
20/21リーグ戦成績:36試合出場/2得点0アシスト
エスパニョールのカンテラ(下部組織)出身で、2015年にトップチーム昇格。4試合ながら、1部リーグでもプレーした経験を持っている。マジョルカにやって来たのは2016年のことで、1年目から主力の座を確保。ここまで同クラブでは公式戦150試合以上に出場し、多くのものをもたらしてきた。
身長187cm・体重80kgという恵まれた体格の持ち主で、パワフルかつアグレッシブなプレーで相手を無力化する。とくにエアバトルでは無類の強さを誇っていて、昨季リーグ戦であげた2得点はいずれもヘディングによるものだった。一昨シーズンは降格の悔しさを味わったが、今シーズンは果たして。
【写真:Getty Images】
ハウメ・コスタ(スペイン/背番号-)
生年月日:1988年3月18日(33歳)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/0得点1アシスト(ビジャレアル)
Bチーム時代も含め、ビジャレアルには10年在籍。多くの喜びと悲しみを味わうなど、クラブエンブレムの一人だった。そんなベテランサイドバックが、昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇を置き土産に、フリーでマジョルカに加入。クラブからの発表によると、2年契約を結んだようだ。
圧倒的な速さやフィジカルはないが、粘り強い守備に定評のある選手で、サイドでの上下動を繰り返すことができるスタミナも兼備する。足元の技術もしっかりしていて、意外性のあるスルーパスを出すことも。何よりスペインリーグ300試合以上に出場してきた経験は、マジョルカにとっても大きいはずだ。