【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)への加入が10日に正式発表されたFWリオネル・メッシは、一夜明けて11日に入団会見を行った。新たなチームメートとなる選手たちの中で、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティに対しても賛辞を送っている。
メッシがPSGで共演することになる選手たちとしては、元チームメートのFWネイマールや、若きエースFWキリアン・ムバッペ、スペインで宿敵クラブのキャプテン同士だったDFセルヒオ・ラモスなどに対して特に注目が集まる。だがメッシがゴールを量産するためのパスを供給する選手としては、ヴェッラッティも重要な存在となるかもしれない。
ヴェッラッティがバルセロナにとってのシャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタのような存在になれるかという記者の質問に対し、メッシは「間違いない」と返答。バルセロナが2017年にヴェッラッティの獲得を試みたという話も事実だと認めている。
「ヴェッラッティは素晴らしい選手であることを証明してきた。彼のポジションで世界最高の一人だ。確かに数年前に、バルセロナは彼が来てくれることを願っていた。逆に僕がここに来て彼と一緒にプレーすることになったけどね」とメッシは語る。
PSGでは加入10年目を迎える最古参選手であり、イタリア代表としてユーロ2020(欧州選手権)でも優勝に大きく貢献したヴェッラッティ。かつてのシャビやイニエスタのように、メッシのゴールを演出することが期待されそうだ。
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