【写真:Getty Images】
サンパウロのブラジル代表DFダニ・アウベスが、驚異的な“鉄人”ぶりを発揮している。東京五輪(東京オリンピック)決勝を戦い終えたあと、休養を取ることもなく中2日でクラブの試合にもフル出場を果たした。
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バルセロナなどで活躍し、すでにレジェンド的存在であるダニ・アウベスはU-24ブラジル代表のオーバーエイジ(OA)選手として東京五輪に出場。大会最年長の38歳ながらも全6試合で先発フル出場を達成し、ブラジルの2大会連続金メダル獲得に貢献した。
五輪は決勝が中3日だったのを除けば中2日での連戦が行われる過密日程。さらに日本の夏特有の高温多湿な気候も影響し、選手たちにとっては非常に過酷なコンディションだった。しかもブラジルは準決勝のU-24メキシコ代表戦、決勝のU-24スペイン代表戦とラスト2試合連続で延長戦にもつれたが、ダニ・アウベスは一度もピッチを出ることはなかった。
しかし、驚異の鉄人ぶりはそれだけにとどまらない。所属するサンパウロは現地時間10日にコパ・リベルタドーレス準々決勝1stレグのパルメイラス戦を戦ったが、なんとダニ・アウベスはこの試合にも先発で90分間フル出場してしまった。
7日に行われた五輪決勝からは、またしても中2日。しかも日本から地球の裏側のブラジルまで帰国し、12時間の時差がある中ですぐに出場するのは常識を超越しているとしか言いようがない。
【了】