【写真:Getty Images】
J1のベガルタ仙台は11日、同クラブに所属していたモザンビーク代表DFシマオ・マテの退団が決定したことを発表した。
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「シマオ・マテ選手と協議を重ね、家庭の事情により、帰国を希望する本人の希望を尊重して、双方合意の上で同選手が退団することとなりましたのでお知らせいたします」と仙台は退団の理由について説明している。
現在33歳のシマオ・マテは過去にギリシャの強豪パナシナイコスやスペイン1部のレバンテなどでプレー。2019シーズンから仙台に入団し、1年目にはJリーグ優秀選手に選出、2020シーズンにはキャプテンを務めるなど活躍を見せた。
今季はJ1開幕戦のサンフレッチェ広島戦に先発したが前半に一発退場。序盤戦以降は出場機会が減少し、リーグ戦は6試合の出場に留まっていた。ルヴァンカップと天皇杯では全試合に先発出場していた。
「ファン、サポーターのみなさまに、たくさんの幸せをいただけたことに、感謝の気持ちを伝えたいです。仙台の初日から、私たち家族は温かく迎えていただきました。ベガルタ仙台ファミリーの一員になれたことを幸せに思います。最後までみなさまと一緒に戦うことができずとても残念ですが、チームが目標を達成できることを祈っています」とシマオ・マテはクラブを通してコメントしている。
「2年半、本当にありがとうございました。カニマンボ」とシマオ・マテはメッセージを締めくくった。「カニマンボ」とは母国モザンビークの言葉で「ありがとう」を意味する。
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