J1の川崎フロンターレに所属していたU-24日本代表MF三笘薫は、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍することが決定した。10日に両クラブから発表が行われている。

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　ブライトン側の発表によれば、三苫は同クラブと4年契約を交わす。その上で、2021/22シーズンはベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズへレンタルされることも発表された。移籍金は非公表とされている。

「さまざまな思いがありますが、プロサッカー選手として常に向上心とチャレンジの想いを持っているために今回の決断となりました」と三苫は川崎Fを通してコメント。サポーターやクラブへの感謝の思いを綴るとともに、「アカデミー時代、先輩たちの背中をずっと追いかけていました。Jリーグで活躍するだけでなく、海外のクラブで活躍する方たちもいます。僕も先輩たちに続いて世界の舞台で結果を出すことが、川崎フロンターレというクラブを世界に知ってもらえる、そしてクラブの発展につながると思います」と語っている。

　現在24歳の三笘は川崎Fの下部組織で育ち、筑波大学への進学を経て2019年に特別指定選手として川崎Fでデビュー。正式に入団した2020シーズンには新人ながらも13ゴールを挙げるなどの驚異的な活躍で川崎Fのリーグ優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンにも選出された。

　各年代の日本代表でもプレーし、先日まで開催されていた東京五輪（東京オリンピック）にもU-24日本代表の一員として出場。コンディションの問題などもあり活躍の機会は多くはなかったが、3位決定戦のU-24メキシコ代表戦では交代出場から多くの決定機を生み出して1得点を記録してみせた。

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