リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
10位:イタリアで名を上げたブッフォンの後継者
【写真:Getty Images】
GK:ヴォイチェフ・シュチェスニー(ポーランド代表/ユベントス)
生年月日:1990年4月18日(31歳)
市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
20/21リーグ戦成績:30試合32失点
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これまで長きにわたり守護神として君臨したユベントスのレジェンド、ジャンルイジ・ブッフォンの後を引き継いのがヴォイチェフ・シュチェスニーだ。17/18シーズンに加入し、ユベントスのリーグ9連覇に貢献。アーセナル時代の恩師アーセン・ベンゲルから高い評価を受けていたシュチェスニーは、イタリアでその才能を開花させた。鋭い反応と長い手足を活かして幅広くゴールマウスを守る現守護神は、ワールドクラスのGKへと成長した。
「テクニック」と「キック」の精度は高くないものの、ゴールマウスを守る能力はいずれも高い数値を残している。195cmの高身長と高い身体能力を持ち合わせていることから「セービング」、「反射神経」、「ハイボール処理」は高数値を記録。「メンタル」も低い数値ではなく、ビッグクラブを支える守護神として、逆境でもチームを鼓舞している。
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