【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第23節の試合が9日に各地で開催されている。19時キックオフのカードとしては6試合が行われた。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
今季無敗で首位を走る川崎フロンターレはアウェイでの大分トリニータ戦。前半10分に山根視来からの鋭いパスにレアンドロ・ダミアンが合わせて先制すると、後半にも遠野大弥のヘディングでリードを広げ、2-0の勝利で4連勝を飾った。
湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズ戦には、U-24日本代表守護神として東京五輪でゴールを守った湘南のGK谷晃生がさっそく先発。前半13分には左からのクロスに大橋祐紀が合わせて湘南が先制点を奪う。
だが29分には鹿島の犬飼智也がエリア手前の遠い位置から放った強烈なミドルがクロスバーを直撃したあと谷の腕に当たってゴールイン。さらに後半アディショナルタイムも再び犬飼がCKからのヘディングを決めて逆転し、鹿島が2-1で勝利を収めた。湘南は4連敗で降格圏に転落している。
ベルギーへ移籍する林大地の退団セレモニーを予定していたサガン鳥栖はホームでFC東京と対戦。前半7分にショートカウンターから仙頭啓矢のゴールで先制し、そのまま1-0で勝利を飾った。
五輪期間中に未消化の試合を進めて降格圏脱出に成功していたガンバ大阪はアウェイで徳島ヴォルティスと対戦した。前半に宮代大聖のヘディング弾と西谷和希のボレーで徳島が2点をリードし、G大阪は終了間際にチアゴ・アウベスが1点を返したが及ばず。徳島は8試合ぶりの勝利で降格圏を脱出している。
アビスパ福岡対サンフレッチェ広島戦は後半に柏好文を倒した志知孝明が2枚目のイエローで退場となり、これで得たPKをジュニオール・サントスが決めて67分に広島が先制。J・サントスは79分にも巧みなドリブルからネットを揺らしたが、VARによるオフサイド判定で認められない。
このVAR判定により8分間という長いアディショナルタイムが取られると、97分を迎えたところで福岡の前寛之がエリア手前右からの強引なシュートで値千金の同点ゴール。福岡は連敗を5でストップした。
セレッソ大阪とベガルタ仙台はお互いゴールを奪えず、0-0で終了。C大阪は5試合連続ドローで10試合白星なし、仙台も直近7試合で5分け2敗とどちらも勝ち点3が遠い。
【了】