【北海道コンサドーレ札幌 2-1 浦和レッズ　J1第23節】

　明治安田生命J1リーグ第23節の北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズ戦が9日に行われ、ホームの札幌が2-1で勝利を収めた。

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　東京五輪機会中には一部の延期分の試合を除いて中断されていたJ1が約1ヶ月ぶりに再開。試合前の時点で8位の浦和と、1試合を多く残して10位の札幌が激突した。浦和は柏レイソルから新加入の江坂任が先発でデビューを飾る。

　前半開始から8分、早々と先制点を奪ったのはホームの札幌。右CKから福森晃斗が左足で上げたボールに中央で深井一希が合わせ、高い跳躍から強烈なヘディングシュートをネットに叩き込んだ。

　その後も札幌は優位に試合を進め、21分には相手陣内でのボール奪取から小柏剛のシュートが惜しくも左ポストを叩く。追加点はならなかったがそのまま1-0のリードで前半を折り返した。

　58分には小柏が再び迎えた好機をゴールに繋げることに成功。チャナティップからのロングボールを受けて槙野智章との競り合いを制し、GK西川周作との1対1からゴール右へシュートを流し込んだ。

　2点ビハインドを背負った浦和も66分にようやく1点を返す。岩波拓也が頭で落とした浮き球から明本考浩が鮮やかな左足ボレーをゴール左へ叩き込んだ。

　浦和はラストプレーでキャスパー・ユンカーのヘディングが右ポストをかすめたが惜しくも同点ならず。札幌が3試合ぶりの白星を挙げ、浦和は中断を挟んで今季初のリーグ戦2連敗となった。

【得点者】
8分 1-0 深井一希（札幌）
58分 2-0 小柏剛（札幌）
66分 2-1 明本考浩（浦和）

【了】