【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は9日、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
現在30歳のボージャンはバルセロナ下部組織から2007年にトップチームにデビューし、17歳だったシーズンにラ・リーガで31試合に出場して二桁の10得点を記録。リオネル・メッシの記録を塗り替える当時のバルセロナ最年少得点記録も達成するなど衝撃的な活躍を見せた。
2011年にバルセロナからローマへ移籍し、その後はミラン、アヤックス、ストーク・シティ、マインツ、アラベスと欧州有力国のクラブを渡り歩いた。2019年にはMLS(メジャーリーグサッカー)のモントリオール・インパクトに加入し、2020年末に退団したあとフリーとなっていた。
バルセロナ時代にはチャンピオンズリーグ優勝2回、リーガ優勝3回など数々のタイトルを獲得したほか、スペインの年代別代表でも活躍。2008年にはフル代表でも1試合の出場歴がある。
「この素晴らしいチャレンジが待ちきれません。この機会は個人的にもプロフェッショナルとしても最高の中のひとつであり、この大きな挑戦が待ち遠しいです。日本の文化には、昔から惹かれていたこともあり、ヴィッセル神戸のおかげで自ら日本を体験できることになりました。イニエスタ選手は私にとって特別な存在であり、尊敬する彼とまた共にプレーできる事を嬉しく思っています。彼のアシストからたくさんのゴールを決めたいです」とボージャンはクラブを通してコメントしている。
神戸には現在、バルセロナでのプレー歴がある選手としてMFアンドレス・イニエスタ、DFトーマス・フェルマーレン、MFセルジ・サンペールも所属している。シーズン後半戦に向けて非常に積極的な補強を行っており、日本代表の武藤嘉紀、大迫勇也に続いて3日連続で大物FW獲得を発表したことになった。
【了】