【写真:田中伸弥】
J1のサガン鳥栖に所属するFW林大地は、ベルギーのシント=トロイデンVV(STVV)へ完全移籍することが合意に達した。8日に両クラブから発表が行われている。
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林は今後現地でのメディカルチェックを経て正式契約となる予定。鳥栖は9日にホームで行われるJ1第23節のFC東京戦終了後に林のセレモニーを行うことも発表している。
「シーズン途中にもかかわらず、自分の想いを尊重し背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません(中略)海外初挑戦となるので、厳しい戦いが待っていると思いますが、オリンピックの悔しさもバネにして自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!」と林はクラブを通してコメントしている。
現在24歳の林は2019年に特別指定選手として鳥栖でJ1にデビューし、翌年正式加入。ルーキーイヤーの昨季は31試合に出場してチーム最多の9得点を挙げた。今季はここまで20試合の出場で4得点を記録していた。
闘争心あふれるプレーが高い評価を受け、それまで年代別代表の経験はなかったが今年3月にU-24日本代表に初招集。そのまま東京五輪(東京オリンピック)本大会のメンバー入りを果たし、得点こそなかったものの攻守にわたる貢献で4位フィニッシュに貢献した。
過去数年間に多くの日本人選手がプレーしてきたSTVVには、現在もGKシュミット・ダニエル、DF松原后、FW鈴木優磨、FW伊藤達哉が所属。すでに開幕している今季ベルギー1部リーグでは3試合を終えて1勝1分け1敗となっている。
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