今季からトップチーム昇格
【写真:Getty Images】
MF:アレックス・コリャド(スペイン)
生年月日:1999年4月22日(22歳)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/6得点2アシスト(バルセロナB)
エスパニョールの下部組織からバルセロナへ移ったのは2009年のこと。そこから順調に成長したレフティーは、2017/18シーズンにリキ・プッチやオスカル・ミンゲサなどと共にUEFAユースリーグ制覇を経験。その活躍が認められ、2018年夏にバルセロナB昇格を掴み取っている。そして、ここでも非凡なパフォーマンスを示し、2020/21シーズンにはキャプテンにも就任した男は、バルセロナBで最も優れた選手と称されるようになった。
インサイドハーフやウイングを務める若きレフティーはとにかく足元の技術が高く、変幻自在なドリブルで違いを生み出すことが可能。その繊細なタッチと狭いエリアを打開する姿はリオネル・メッシと重なる部分もある。ただ偉大なアルゼンチン人と異なるのは、正確なパススキルと視野の広さ、そして創造力を駆使して、フィニッシュよりもチャンスメークで輝けるという点。使い方によっては、アンドレス・イニエスタやシャビのような存在にもなれると言えるだろう。
その若きレフティーは2021/22シーズンよりトップチームに昇格することが決定。つい先日までクラブ・ブルージュへのレンタル移籍が濃厚とされていたがどうやら破談となったようで、このままバルセロナに留まるとされている。Bチームで10番を背負った男はロナルド・クーマン監督の下でブレイクし、将来的にトップチームでも長く10番を背負うことになるだろうか。
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