【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー決勝のU-24スペイン代表対U-24ブラジル代表戦が7日に行われ、延長戦の末に2-1の勝利を収めたブラジルが2大会連続の金メダルを獲得した。大会得点王にはブラジルのFWリシャルリソンが輝いている。
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エバートンのエースとしてプレミアリーグで活躍し、ブラジルA代表として五輪の前にコパ・アメリカ2021(南米選手権)にも出場していたリシャルリソンはさすがの実力を発揮。決勝前の時点でほぼ確実としていた得点王のタイトルを順当に手に入れた。
リシャルリソンはグループリーグ初戦のU-24ドイツ代表戦でハットトリック、第3節のU-24サウジアラビア代表戦で2得点を記録。決勝トーナメントでの得点はなく、決勝でもPK失敗やクロスバーを叩くシュートなど惜しくもゴールを加えられなかったが、チームの全10得点のうち半分を挙げる活躍で優勝に大きく貢献した。
ブラジル人選手が五輪得点王に輝くのはリシャルリソンで4人目。過去には1988年ソウル大会でロマーリオ、1996年アトランタ大会で元鹿島アントラーズのベベト(アルゼンチンのエルナン・クレスポと同点)、そして2012年シドニー大会で現川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンが得点王となっている。
4得点で2位タイに続いたのはアンドレ=ピエール・ジニャック(フランス)、セバスティアン・コルドバ(メキシコ)、ファン・ウィジョ(韓国)の3人。3得点を挙げた久保建英は他の5人と並んで5位タイとなった。
▽東京五輪男子サッカー得点ランキング(3点以上)
5点:リシャルリソン(ブラジル)
4点:アンドレ=ピエール・ジニャック(フランス)、セバスティアン・コルドバ(メキシコ)、ファン・ウィジョ(韓国)
3点:久保建英(日本)、アレクシス・ベガ(メキシコ)、ラファ・ミル(スペイン)、エンリ・マルティン(メキシコ)、イ・ガンイン(韓国)、マテウス・クーニャ(ブラジル)
【了】