【写真:Getty Images】
ロシア・プレミアリーグのルビン・カザンに所属するMF齊藤未月は、試合に出場することなく他クラブへ移籍することになるかもしれない。ロシア『Championat』など複数メディアが伝えている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
齊藤は今年1月の冬の移籍市場でJ1の湘南ベルマーレからルビン・カザンへ移籍。だが冬期のトレーニングキャンプ中に足首に重傷を負って手術を受け、試合に出場することなくシーズンを終えていた。
今週行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選の試合では、移籍後初のベンチ入りを果たした。だが、すでに開幕したロシアリーグでは登録メンバーから外れており、外国人枠の影響によりこのまま退団する可能性が高くなったという。
ルビン・カザンのオレグ・ヤロヴィンスキーSD(スポーツディレクター)は、イタリアのベネベントからチュニジア代表DFモンタサール・タルビを獲得する見通しであることを認めるとともに、齊藤を放出することになると語っている。
「残念ながら(外国人枠の)制限のため、齊藤未月を手放さざるを得なくなる。彼が悪い選手だからではなく、枠だけの問題によるものだ。彼は新たなチームを探している。最終決定は近いうちに発表する」とヤロヴィンスキーSDは語っている。
齊藤は湘南から1年半の期限付き移籍でルビン・カザンに加入しており、期間は来年6月まで。だが「複数の欧州クラブ」との交渉を行っているとの報道もある。
【了】