【写真:Getty Images】
レアル・マドリードからもう一度他クラブへレンタルされることが見込まれるMF久保建英だが、レンタル先の希望が本人とマドリーとの間で異なっているという。スペイン『OKディアリオ』が6日付で伝えている。
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出場機会を得て経験を積むため、また外国人枠の都合によりマドリーでプレーすることは難しいため、マドリー加入からの過去2年間で3つのクラブへレンタルされた久保。今夏もその状況に大きな変化はなく、4度目のレンタルが濃厚と予想されている。
スペイン内外から獲得に関心を示しているクラブは多いとみられているが、特に有力な移籍先候補と噂されてきたのはマジョルカとレアル・ソシエダの2クラブ。ソシエダが獲得に向けてより優位に立っているとの報道もあった。
だが『OKディアリオ』が情報を得たとして伝えたところによれば、久保本人は東京五輪出場のため帰国する前から、マジョルカへの移籍に口頭で合意していたという。1年目に所属して慣れ親しんだ環境であること、ある程度安定した出場機会が見込めることなどが、本人がマジョルカを選んだ理由だとみられている。
なお、マジョルカはマドリーに対して久保を2年間レンタルするというオファーを出したとされている。マジョルカによる買取オプションと、マドリーによる買い戻しオプションも設定する形の契約が提案されているとのことだ。
だがマドリーとしては、久保をレアル・ソシエダにレンタルすることを希望しているようだ。今季ヨーロッパリーグにも出場する上位クラブであり、より高いレベルで経験を積むことができるという期待がその理由だとみられる。
マドリーから最初にレンタルされたマジョルカでは高い評価を得たが、昨季は出場機会を得て成長できる環境として吟味したはずのビジャレアル、ヘタフェという選択がいずれも裏目に出た久保。五輪での活躍である程度取り戻した評価を今後に繋げるため、次のチーム選びは非常に重要となりそうだ。
【了】