【写真:Getty Images】
U-24ブラジル代表は7日、横浜国際総合競技場で行われる東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー・決勝で、U-24スペイン代表と対戦する。ここでは、U-24ブラジル代表の国際大会での歴史を振り返る。
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ブラジル代表が初めて五輪に出場したのは1952年のヘルシンキ五輪。トーナメント戦のみこの大会では、1回戦でオランダ代表に5-1で勝利。2回戦はルクセンブルク代表に2-1で勝利したが、準々決勝で西ドイツ代表に延長戦の末に敗れた。
7回目の出場となったロサンゼルス五輪では、グループリーグを全勝で1位通過した。準々決勝はPK戦の末にカナダ代表を下し、準決勝では延長前半で勝ち越しゴールを決めイタリア代表に勝利。初の決勝に進出した。フランス代表との決勝戦は0-2で敗れたが、初のメダル獲得となった。
3大会連続出場となった自国開催のリオデジャネイロ五輪には、オーバーエイジ枠で当時ブラジル代表の中心だったネイマールを招集し、19歳だったガブリエル・ジェズスが飛び級で出場している。初戦から苦戦を強いられるも、グループリーグ最終節ではU-23デンマーク代表を4-0で下し1位で通過した。すると、決勝トーナメントでネイマールが躍動する。2-0で勝利した準々決勝のU-23コロンビア代表戦で1得点。続く準決勝のU-23ホンジュラス戦では2得点を決め、6-0の勝利に貢献した。決勝では先制点を挙げ、PK戦でも5番目のキッカーとしてきっちり決めて、ブラジルを初の五輪優勝に導いた。
そして14回目の出場となる今大会は、2勝1敗の無敗でグループリーグを突破した。準々決勝は1-0でU-24エジプト代表に勝利。準決勝ではU-24メキシコ代表をPK戦の末に下し、決勝に進出した。今夜行われるU-24スペイン代表との決勝戦に勝利し、2大会連続の金メダルを獲得できるだろうか。
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