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【写真:Getty Images】
ドウグラス・ルイス(背番号5)
生年月日:1998年5月9日(23歳)
所属クラブ:アストン・ヴィラ(イングランド)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/0得点2アシスト
ドウグラス・ルイスは19歳のときにマンチェスター・シティが獲得した逸材で、ジローナへの期限付き移籍を経てアストン・ヴィラに完全移籍している。ピッチの至るところに顔を出してプレーに関わることができる走力と、正確なフィード能力を兼ね備える。19年11月にA代表デビューを果たし、今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)では2試合に出場。プレミアリーグで培われたタフさを活かし、決勝で敗れたコパ・アメリカの悔しさを東京五輪で晴らす。
ブルーノ・ギマランイス(背番号8)
生年月日:1997年11月16日(23歳)
所属クラブ:オリンピック・リヨン(フランス)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/3得点1アシスト
アトレチコ・パラナエンセでプロキャリアをスタートさせたブルーノ・ギマランイスは、昨冬から活躍の場をフランスに移した。オリンピック・リヨンでの最初のシーズンは公式戦中断の影響を受けたが、昨季はコンスタントに先発の機会を与えられ、昨年11月にはブラジル代表でもデビューを飾っている。長短のパスを駆使するゲームメイカーは、U-24ブラジル代表の攻撃に創造性を与える。
マティアス・エンリケ(背番号18)
生年月日:1997年12月19日(23歳)
所属クラブ:グレミオ
2021リーグ戦成績:8試合出場/1得点1アシスト
今季は下位に沈む名門グレミオで、中盤のキーマンとなっているのがマティアス・エンリケだ。2019年10月にはA代表デビューも果たし、東京五輪の南米予選でも活躍している。展開力に優れたセントラルMFで、ドリブルや長短のパスで攻撃の起点となる。アヤックスやマンチェスター・シティが獲得に興味を示したと報じられたMFは、東京五輪の舞台でどのようなプレーを見せるのだろうか。
ヘイニエル(背番号19)
生年月日:2002年1月19日(19歳)
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト
ヘイニエルは17歳のときに名門フラメンゴでデビューした逸材だ。18歳になるとともにレアル・マドリードが獲得し、来夏までの2年間はボルシア・ドルトムントに在籍する。ネクスト・カカと評される攻撃的MFはテクニックやスピードを活かした攻撃が得意で、フィジカルコンタクトも苦にしない。3年後のパリ五輪の出場資格を持つ年齢だが、今大会でも活躍するのに十分なポテンシャルを持っている。
クラウジーニョ(背番号20)
生年月日:1997年1月28日(24歳)
所属クラブ:レッドブル・ブラガンチーノ
2021リーグ戦成績:5試合出場/0得点1アシスト
合併を経て2020年に新たなスタートを切ったレッドブル・ブラガンチーノでキャプテンマークを巻くクラウジーニョ。ネイマールのようなフェイントで敵を欺くチャンスメイカーで、トップ下や左ウイングでのプレーを得意としている。鋭く曲がるキックはゴールの四隅を突くコントロールを備えており、2020年はセリエA(全国選手権)で18得点を挙げて得点王に輝いている。独創性あふれるボールタッチと鋭いキックに対戦相手は苦しむことになりそうだ。