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東京五輪 3年前

U-24スペイン代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。バルセロナから3人! 久保建英の新旧チームメイトも

シリーズ:東京五輪選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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エリックガルシア
【写真:Getty Images】


U-24スペイン代表 東京五輪メンバー一覧はこちら

オスカル・ミンゲサ(背番号2)
生年月日:1999年5月13日(22歳)
所属クラブ:バルセロナ
20/21リーグ戦成績:27試合出場/2得点2アシスト

 20/21シーズン、オスカル・ミンゲサはジェラール・ピケなどの負傷者続出により急遽トップチームに招集された。11月のオサスナ戦でデビューすると、その穴を埋める活躍を見せ、すぐにスタメンに定着。4月に行われたクラシコでも得点を挙げ、攻守にわたり奮闘した若手DFには、契約延長の際に1億ユーロ(約132億円)の契約解除金が設定されている。強靭なフィジカルとスピードを兼ね備えるオスカル・ミンゲサの活躍は、東京五輪優勝のためには欠かせないだろう。

ヘスス・バジェホ(背番号5)
生年月日:1997年1月5日(24歳)
所属クラブ:グラナダ
20/21リーグ戦成績:21試合出場/0得点

 ヘスス・バジェホはU-19スペイン代表でキャプテンとしてチームを牽引し、優勝に貢献した。しかし、保有元のレアル・マドリードでは、結果が出せずローン移籍を繰り返している。CBとして絶対的存在だったセルヒオ・ラモスの退団が決まり、ヴァランも放出の可能性がある今、東京五輪はレアル・マドリードで定位置確保に向けアピールする絶好のチャンスと言える。国とクラブ、両方の期待に答えることはできるだろうか。

エリック・ガルシア(背番号5)
生年月日:2001年1月9日(20歳)
所属クラブ:バルセロナ

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のエリック・ガルシアは、当時のチームメイトだった久保建英と17日の親善試合で再会を果たしている。クラブのレジェンドであるカルレス・プジョルの助言を受け、16歳でマンチェスター・シティへ移籍した。出場機会は多くはなかったが、ペップ・グアルディオラ監督も認める才能の持ち主だ。ユーロ2020メンバーとしてベスト4進出に貢献し、21/22シーズンからはバルセロナでプレーする。冷静沈着で正確さを極めるエリック・ガルシアの活躍なくして、U-24スペイン代表の躍進はありえないだろう。

パウ・トーレス(背番号4)
生年月日:1997年1月16日(24歳)
所属クラブ:ビジャレアル
20/21リーグ戦成績:33試合出場/2得点2アシスト

 パウ・トーレスは今やビッグクラブも獲得を狙う期待のCBだ。成長著しい192cmの長身CBは、大柄ながらDFとしてはリーガ・エスパニョーラで1、2を争うスピードを持っており、さらに足元の技術も高い。アンダー世代での経験は少ないものの、ユーロ2020ではセルヒオ・ラモスの穴を見事に埋めてみせた。視野が広く、高精度のロングフィードはU-24スペイン代表の武器になるだろう。ビッグクラブからの関心が絶えないのもうなずける能力を持っている。

オスカル・ヒル(背番号18)
生年月日:1998年4月26日(23歳)
所属クラブ:エスパニョール
20/21リーグ戦成績:32試合出場/1得点0アシスト

 エルチェ出身のオスカル・ヒルはカンテラ(下部組織)所属時には怪我に苦しんだが、2019年にトップチームデビューを果たした。プロ1年目からスタメンに定着したが、翌年にはエスパニョールに移籍。エスパニョールでも移籍初年度からスタメンに定着し、1年でのリーガ・エスパニョーラ復帰に貢献する活躍をみせた。アンダー世代含め、代表での経験が少なく、一発勝負の経験では不安が残る。今大会では、ミンゲサとポジションを争うことになるだろう。

フアン・ミランダ(背番号20)
生年月日:2000年1月19日(21歳)
所属クラブ:レアル・ベティス
20/21リーグ戦成績:22試合出場/1得点2アシスト

 フアン・ミランダは、カンテラ(下部組織)所属時にレアル・ベティスからバルセロナに移り、のちにプロ契約を結んだ。10代から各アンダー世代代表で活躍してきたが、トップチームの壁は高く、無出場のままローン移籍を繰り返し、レアル・ベティスに復帰することとなった。危機察知能力が高く、縦横無尽に駆ける左サイドバックは、攻守で重要な役割を持つ。今大会では、マルク・ククレジャとポジション争いをすることになるだろう。

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