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堂安律、メキシコ戦は「完敗」。ベスト8入り後の攻撃陣沈黙には「本当に責任を…」【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部

堂安律
【写真:Getty Images】



【U-24日本 1-3 U-24メキシコ 東京五輪・3位決定戦】

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 東京五輪(東京オリンピック)・男子サッカーの3位決定戦、U-24日本代表対U-24メキシコ代表が6日に埼玉スタジアムで行われた。試合後、堂安律がフラッシュインタビューに応えている。

 勝てば1968年メキシコ大会以来2度目の銅メダル獲得を決めることができた日本。しかし、この日は試合への入りが悪く、13分にPKを献上しいきなり失点を招く。さらにその9分後、セットプレーからホアン・バスケスにゴールを許し、あっという間にリードを広げられてしまった。

 そして後半、U-24日本代表は再びセットプレーから失点。終盤に途中出場の三笘薫が意地の一発を叩き込むも、そのまま1-3で敗れることになった。この結果、日本は4位で大会を去っている。

 右サイドハーフでフル出場を果たした堂安は試合後「持てる力をすべて出したつもりですし、本当に完敗だと思います」とコメント。涙こそなかったが、悔しさを滲ませていた。

 決勝トーナメント突入後、日本は攻撃陣が沈黙した。U-24ニュージーランド代表戦、U-24スペイン代表戦と無得点で、今回の試合も終盤に奪った1点のみ。久保建英は3得点をあげたが、その他に複数得点をマークした人物はいなかった。それについて堂安は「ベスト8入ってから2試合攻撃陣がノーゴールで今日も1点しか取れず、本当に大会通じて責任を感じています」と反省を述べた。

 最後に、今大会で背番号10を身に着けたレフティーは「代表として戦った以上、負けていい試合なんて本当はないんですけど、この先、この試合が自分のサッカーキャリアの大きな分岐点になったと言われるように前向いてやっていきたいと思います」と言葉を残した。

【了】

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