【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは5日、アストン・ヴィラからイングランド代表MFジャック・グリーリッシュを完全移籍で獲得したと発表。背番号は昨季までセルヒオ・アグエロが身に着けていた10番、契約期間は2027年までの6年間となる。
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現在25歳のグリーリッシュはアストン・ヴィラの下部組織出身で、16歳の時にトップチーム昇格。以降、ノッツ・カウンティへレンタル移籍した2013/14シーズンを除いてヴィランズでのプレーを継続してきた。同クラブでは公式戦213試合に出場し、32得点43アシストという成績を残している。
グリーリッシュは左ウイングを主戦場としている。とにかく攻撃センスが抜群で、軽やかなステップワークで敵をかわし、意表を突くパスや力強いドリブルなどを武器に組み立てでも崩しでも大きく貢献できる。そのセンスには長らくジョゼップ・グアルディオラ監督が称賛を送っており、今回の獲得は同指揮官にとって「念願」だったと言ってもいいはずだ。
そんなグリーリッシュの移籍金だが、移籍情報サイト『transfermarkt』によると、1億1750万ユーロ(約141億円)になった模様。ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したジェイドン・サンチョ(約100億円)を抜いて、今夏の移籍市場における最高額となった。
サッカー界全体としてはレアル・マドリードからユベントスへ移籍したクリスティアーノ・ロナウド(約140億円)をわずかに上回り歴代7番目に高額なものに。イングランド人としては史上最高額、そしてプレミアリーグ史上としてもユベントスからユナイテッドに移籍したポール・ポグバ(120億円)を大きく上回り1位の金額となっている。もちろん、シティにとっても最高額の買い物ということになった。
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